疑問のメモ帳

【考察】加工所はどういった機関なのか

 加工所が国に属する機関なのか民間の企業なのか、現在では設定が二分されている
 加工所はゆっくり関連の物事に対して絶対的な力を持っている。もし国が運営していると想定するなら、その異様なまでの影響力の高さは腑に落ちるだろう
 ただし「ゆっくり加工食品」や「ゆ叩き棒」などといった品質の良い商品も販売していることから、民間企業の利潤を追求する性質が強いこともわかる
 このことから両方の性質を持っている、あるいは持っていたという設定がいい落とし所だろうと思う

 特殊会社とは
『特別法により設立される会社のことをいう。国策上必要な公共性の高い事業ではあるが、
 行政機関が行うよりも会社形態でこれを行う方が適切であると判断される場合に設立されるもの。
 規模が大きく、また後に完全に民営化して普通の会社に移行させる可能性もあることから、株式会社形態で設立される』

 特殊会社の例としては「NTT(電話のあれ)」「JT(煙草のあれ)」「日本郵便」「日本貨物鉄道」などが挙げられる
 NTTは「日本電信電話株式会社等に関する法律」JTは「日本たばこ産業株式会社法」に基づいて設立されており、それぞれ何らかの根拠法として持っている
 

①加工所がこの特殊会社であると仮定する
 早々に問題となるのは「ゆっくり加工所」という名前。名称にもあるゆっくり加工が”国策上必要な公共性の高い事業”になるわけがない(と思う)
 よって、設立当初は「ゆっくり加工所」という名前ではなく、別の名称がつけられていたのではないかと推測できる
 

②加工所が特殊会社ならば、特殊法にもとづいて会社が設立されたことになる
 政府が特殊法を作るほどに重大な事態とはなにか。それは「ゆっくりが初めて日本中に大量に出現した非常事態」が相応しいだろう
 当時はゆっくりという名称が定着していなかったため「正体不明の喋る生首生物が大量に出現し、社会を大混乱に陥れた災害」と言い直すべきか
 この事件に直面した政府は事態を重く見て、早々に「生首生物の対処に関する法律」を策定したのではないだろうか


③その「生首生物の対処」を行うべく、政府が最初に作ったのが「昔のゆっくり加工所」だった
「正体不明の喋る生首生物の対処」を日本で初めて行った組織が「昔のゆっくり加工所」とすれば
 現在の加工所の技術力の高さ、ゆっくり業界への影響力の高さの理由がしっくりくる
 

④加工業務を行っていない当時の加工所をいちいち「昔の加工所」と呼ぶのは混乱を招くので、
 昔の加工所の名前を仮に「日本一等身生物総合株式会社(通称・イッソ)」と呼ぶことにする
 イッソの主な役割は「生首生物の対処」詳しく言えば「生首生物の総合的な駆除・処理・研究」である。
 当時はゆっくりについて何もわかってなかったため、どのように駆除するべきか、死体をどのように処理するか、
 人間にとって危険な物質や性質を持っていないかなど、駆除業務を並行しつつ大急ぎで研究が進められた
 駆除・処理・研究をイッソーが一元的に行った理由は、ゆっくりの生体や死体のサンプルが得やすいことと
 政府が危険性のわからない生物の処理を可能な限り早く、できるだけ安全に行いたかったためとかんがえられる
 

⑤イッソは「日本一等身生物総合株式会社と一等身生物の取扱いに関する法律」みたいな特殊法に基づいて設立された特殊会社とする
 内容は法律がよくわからないので考えていない
 

⑥イッソが設立される前まで駆除業務は保健所や清掃業者、この混乱に乗じて駆除で金稼ぎをしようと起業した会社が行っていた
 そこで公共機関に近いイッソが登場し、しばらくすると駆除業務の7割近くがイッソの管轄となった
 

⑦しばらくするとイッソの研究により、生首生物の死体の処理の方法が確立され、また人間を害するような危険な物質を含んでいないことが判明する
 それが公表されると全国各地で生首生物の駆除・処理を行う企業が増え、イッソーが駆除・処理を行う必要性が大きく薄れた
 これにより政府は特殊法である「日本一等身生物総合株式会社と一等身生物の取扱いに関する法律」を撤廃し、範囲の広い一般法を作ろうとする
 特殊会社は根拠法である特殊法が無くなると、必ず解体しなければならないのである
 
⑧特殊法撤廃により、国が持つイッソの株式がすべて売却され、完全民営化された新たな企業「ゆっくり加工所」が設立された
 駆除・処理・研究を行っていた会社が急に生首生物の加工に手を出し始めるのは若干の違和感があるかもしれない
 もしかすると、当時はあまりにも数の多い生首生物をどうにか加工して活用しようとする動きが強かったが、
 あまりにも生首生物の構造や未知の物質の性質がわからなかったため一般企業が加工を行うことができなかったのかもしれない。
 しかしイッソ時代の研究がある「ゆっくり加工所」ならば加工も不可能ではなく、加えて解体されてなおイッソーの影響力や技術力を保持していることから
「ゆっくり加工所」が加工事業に踏み込んだのではないだろうか
 ここが後に大企業とまで言われるようになる「加工所」の出発点なのである
   
※法人や会社については全く知らないので適当なのかどうかわからない。おそらく重大な勘違いや誤解が含まれている可能性が高いのであしからず
※公共事業体…? 公企業…??? よくわかんない

  • 最終更新:2017-06-20 21:28:24

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