きめぇまる
がいよう
種族 | 食性分類 | 生息分類 | 希少分類 | 性質 | 生活スタイル | 思考スタイル |
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雑食性 | 飛行型 | 準希少類 | 家族単位 | 厭世主義 | ||
構造 | 内部 | 触手 | 装飾 | 得意技能 | 固有能力 | |
黒胡麻餡 | なし | 赤い兜巾 | 高速飛行 | とくになし | ||
特徴 | 口調 | 口癖 | 性自認 | 性格 | ||
慇懃な口調 | おお、○○い○○い | ♂>♀ | 狡猾 冷酷 腹黒 皮肉屋 |
のうりょくち
からだ | あたま | かつどう | せいかく | みりょく | しゃかい | ||||||
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運動力 | D | 思考力 | A | 積極性 | C | 情動性 | D | 成熟度 | C | 知名度 | C |
耐久力 | E | 理解力 | S | 慎重性 | A | 利己性 | A | 好感度 | E | 有害度 | D |
持久力 | D | 精神力 | A | 協調性 | C | 好奇心 | A | 統率力 | B | 流通価格 | C |
柔軟性 | D | 忍耐力 | D | 排他性 | A | 自尊心 | D | 求心力 | D | 飼育適性 | B |
ひこう | |||||||||||
加速力 | SSS | ||||||||||
昇降力 | D | ||||||||||
持続力 | C | ||||||||||
精密性 | D |
しょうさい
[能力] のうりょくちから見るきめぇまる種
身体:地上では下の上な運動能力。運動が得意な陸棲種と喧嘩しようものなら惨敗するだろう。
ただし飛行能力を応用して高速ステップや高速旋回等が可能。
頭脳:非常に頭がキレる。特にゆっくりの思考について熟知しており、ゆっくりの精神を掌握することに長けている。
また精神力も高く、安易な挑発などはのらりくらりと躱す余裕がある。
一方で忍耐力は高い方とはいえず、思わぬ反撃などを受けたら行動を止めて逃げることを優先する。
活動:興味のある物ごtには時間を懸けて物事を調査・把握し、己が安全だと分かった上で積極的行動に移すという慎重派。
逆に言えば己が行動するまでもないと思った物事や、リスクがあると思った物事に対しては関与しない。
気に入らない相手は精神的に揺さぶりをかける。そんな排他性が高い一方で協調性もそれなりにある。
特に便利かつ有用な取引相手にはしっかりと誠実さと信頼を見せる。
性格:強烈な感情の動きはなく、常に薄ら笑いを浮かべて余裕を持っている。感情を表に出さないというわけではない。
周囲との協調は最低限行うが、基本的な行動は利己的。あくまで許された範囲内で最大限利己的に振る舞う。
また慎重派ながら好奇心は旺盛で、面白そうな物事に対しては前述したように慎重に様子を伺い首を突っ込もうとする。
冷笑的ではあるが自尊心の高さからくる卑下ではない。ただし飛行速度に関してはそれなりにプライドを持っている模様。
魅力:知力が高いためそれなりに成熟しているが、他者を玩具にして遊ぶ様は成熟とはやや離れている。
自身の身近に居る存在にはそれなりに真摯に対応するが、基本的にろくでなしなので好感は持たれづらい。
ゆっくりの精神を掌握するという意味で統率力が高い。
ただし「付いてこれる物だけ付いてこい」というタイプなので、集団を統率すると何割かが離反する。
社会:独特な表情とゆっくりを虐める癖のあるゆっくりであるという点で広く知られている。
人間に与える害は極めて少ないが、飛行型ゆっくりは飛行中に墜落して人間に危害を与える可能性がある。
会話をするためにゆっくりを飼育したいと思っている人から人気があり、ショップ人気も高い。
飼育適性も高いが、ある程度自由に空を飛ばせる環境があるほうが良い。
飛行:ゆっくり界最速のゆっくり。ちょっとした町程度なら全域がきめぇまる種のテリトリー。
最速であるため基本的にどんなゆっくりもきめぇまる種にちょっかいをかけることができない。
いかんせんスピードがありすぎるため、加速中に細かい飛行調整はほとんど意味をなさない。
[能力] 最速のゆっくり
きめぇまる種は全ての飛行型ゆっくりの中で最も空中での移動が速い種とされる。
条件次第で最高時速40km(ロードバイク程度の速さ)を越え、また地上でも優れた加速力を用いたステップでゆっくりの目では
捉えられないような動きを可能としている。
飛行型ゆっくりの持つ羽には体内ガス噴出孔が備えられており、それを用いて推進や方向転換、姿勢制御を効率的に行う。
きめぇまる種の羽もそういった機能があるが、他種の羽と比較して噴出孔の数が多く、さらにガスの噴出する強さが極めて強い。
まるで殺虫スプレーのような勢いで全ての噴出孔からガスを吹き出すことにより高い推進力を得ているのである。
そんなに勢い良く噴射するとガス欠になるのでは、と疑問が出るかもしれないが、きめぇまる種は飛行型ゆっくりの中でも群を抜いて
ガス生成速度が早くまたガス貯蓄量も多い。そのためガス欠すること無く飛行できるのだ。
そもそもきめぇまる種の身体が他ゆっくりよりも二回り近く大きいのは餡から生成した多量のガスを体に貯蓄しているためであり、
またきめぇまる種の顔のパーツのバランスが悪いのは、ガスを貯蓄することで身体全体が膨張しているためである。
ただし飛行能力に頼った移動ばかりをしているためか運動能力が低く、さすがにぱちゅりー種ほどではないものの喧嘩は苦手。
さらに体内に多くのガスを貯めているため、強い衝撃等が加えられると破裂する可能性がある。
きめぇまる種を飼育する際は羽を使わずに移動する癖をつけさせ、ある程度の運動力を身につけ耐久力を底上げさせるのが望ましい。
[習性] 嗜虐趣向
きめぇまる種の多くは嗜虐的な行為をするとゆっくりできる性質を持っているとされ、生活環境問わず誰彼かまわずいじめて遊ぶ個体が
見受けられる。
そのような性質があるのは決して下衆化したからというわけではなく、下衆化しようと下衆化しまいとこういった傾向があるため
きめぇまる種元来の性質だとされる。
とはいえきめぇまる種もいじめる相手は選ぶ。人間は当然のこと捕食類ゆっくりなどに喧嘩を挑むほどきめぇまる種は馬鹿ではない。
おおむね標的となるのは、数が多くリアクションも大きい野良や野生環境の基本類ゆっくりである。
彼らをからかう手段としては、手助けする振りをして裏切る、ありもしない嘘で混乱させる、本当のことも言うが嘘も言う、
常にじっと見つめて何もしない、といったような搦め手を使って陥れることを好む模様。
もし彼らが命を落とす結果となっても野良や野生ゆっくりは誰も見向きもしないため、きめぇまる種にとっては良い遊び道具なのだ。
このような他者から制裁されかねない趣味を堂々と持てるのは自信の速度に絶対の自信を持っているためであるとされる。
それゆえか飛行技術が未熟ゆな個体ほどこういった行動はしない(嗜虐趣味を持っていないとは言っていない)
飼育個体となったきめぇまる種は行動ではなく会話で飼い主をからかったり皮肉を言って困らせることが多々あるが、
これもこの性質によるものだとされる。
[習性] 情報収集ゆっくり
きめぇまる種は情報を得れば得るほどゆっくりできると言われている。
ここで言う情報とはぱちゅりー種が好むような役立つ知識ではなく、ゴシップやスキャンダルといった波乱の種としての意味合いの
強い情報である。
多くの場合、収集した情報は主に前述した嗜虐趣味を満たす場合に使われるが、単純に意図無く本能で集めていることもある。
そういった習性に加えて種としては思考力が高いことから会話のネタが豊富で、会話を楽しむためにきめぇまる種を飼育する人は
少なくない。
[能力] カラスは友達 餌じゃない
飛行型ゆっくりの天敵は獰猛な鳥であり、特に知能が高く積極的に襲い掛かってくるのがカラスである。
しかしきめぇまる種だけは何故かカラスに襲われず、また個体によってカラスと意思疎通ができる素振りを見せる個体も存在する。
カラスの群れの中に野良のきめぇまる種が紛れている光景もしばしば見られるが、どういう原理で襲われないのかは全くの不明。
[社会] きらわれもの
きめぇまる種は他のゆっくり(特に基本類)から捕食性ゆっくりと同じぐらい嫌悪や忌避の感情を持たれることが多い。
理由としては嗜虐の趣味の悪さがゆっくり全体に広まっていることと、ゆっくり離れしたスピードの2点である。
利益ではなく混乱しかもたらさないためか、ゆっくりの群れにおいてきめぇまる種は迫害の対象となっていることが多い。
[能力] 交渉術
きめぇまるは弁論に長けており、知識は乏しくとも会話で主導権を握ることに関してはそこらの人間よりも優れているとされる。
特に野良や野生きめぇまる等は人間に対して交渉を持ちかけ、労働や情報の代わりに利益を貰うというビジネスを行うことがある。
嗜虐趣味との両立が可能な「野良ゆっくりの駆除・排除」を生業にする個体は多く、その代わりに野菜などの食料を得る。
また個人商店などでは受付や監視カメラの役割として聡明なきめぇまるを起用するところもしばしば見られる。
あいしょう
- はたて→苦手
はたて種はきめぇまる種を嫌っている。
特にはたて種の場合は「きめぇまる種は目の上のたんこぶだからちょっかいを掛けてやろう」とするため、きめぇまる種から厄介者扱い
されている。
またきめぇまる種と同じくスピードタイプのゆっくりであるのも、アイデンティティ的にはたて種を苦手とする理由だろう。
- もみじ→からかい相手
きめぇまる種にとって陸上型の捕食類は一方的にからかって遊べる存在であり、加えてもみじ種は素直かつ直情的であるため
格好のからかい相手として認識されている。
一方当然ではあるがもみじ種からは蛇蝎のごとく嫌われている。
べっしゅ
あや ─元種─
・きめぇまる種の亜種……だと思われていたが、最近ではきめぇまる種があや種の亜種であるという説が広まっており、
あや種はきめぇまる種の元の種だとされている。
・きめぇまる種と比べて端正な顔立ちをしている。
・あや種はきめぇまる種と違って皮肉さや狡猾さはあまりなく、性格が明るく誇り高く実直である。
ただし慎重派という面では同じで、ちょっとしたからかい程度ならあや種も好む。
・きめぇまる種よりも翼が大きいため加速力はあや種が抜きん出ているものの、体内ガス発生量はきめぇまる種に劣っており、
加えてガス貯蓄量は極めて少ないため、連続で加速することはできない。
むしろそういったあや種の欠点を補って生まれたのがきめぇまる種なのだと言われている。
本来ならばゆっくりの中で最速なのはこのあや種だが、現在あや個体の生存が確認されていないため、暫定的にきめぇまる種がゆっくり
界において最速の称号を得ている。
- 最終更新:2019-12-17 10:11:56